注目を集めたいがための大きな勘違いを犯したユーチューバー

ヤマト運輸の営業所に、チェーンソーを持った男が押しかけ暴れて、従業員を脅したとして逮捕されました。
ことの発端は、容疑者の家に配達員が代引きの荷物を届けに行ったのですが、容疑者は留守で家族も受取りを拒否したため、その荷物は営業所へ持ち戻りとなったことが原因です。受け取らなかった家族に対しても、配達員に対しても相当怒ってしまったようです。
そしてヤマト運輸に押し掛けたという状況なのですが、この容疑者はなんとチェーンソーを使って従業員を脅しています。しかもその映像をユーチューブに投稿までしていました。

事件後にこの動画を見たけれど、巨体のチンピラがチェーンソー持って脅しまくってて、ほぼ暴力映像にしか見えませんでした。

従業員の人は相当ビビッていたので、計り知れない恐怖を味わったと思います。本当に可哀想でした。
世の中にはいろんなクレーマーがいるけれど、チェーンソーを持って現れる人はまずいません。これは度が過ぎているし、この映像を自慢げにユーチューブに投稿するというのも、この感覚も私は全く理解できません。
これまでにもバカッターや、去年はコンビニでおでんをツンツンする男が逮捕されているけれど、全く教訓は生かされていないし、相変わらずの野放し状態です。
そして共通しているのが動画をネットに投稿している点です。ネットに投稿すれば、沢山の人に見てもらえるので、内容次第では注目度が高まります。

特にユーチューブの場合は、注目されアクセス数が増えれば収益にも繋がるので、過激な演出やバカなことをする人が増えている印象です。注目されるためならお構いなしなんです。

今回の容疑者も、注目度を集めるために過激な演出をしただけで、家族もその場にいたのだから本気ではなかったのが分かるはずだと、反省などなく当初は反論までしていました。
そしてことが大きくなったら今度は謝罪です。しかも謝罪もユーチューブ上でです。
あんなに怖い思いをさせて、謝罪の場所はユーチューブって、そこまで注目を集めたいのかなと、一般の感覚と大きなズレを感じました。

同じ注目されるなら、もっと良いことをして注目された方が気持ち良いのに、何でこんなバカなことを考えて行動に移してしまうのか、27歳の良い大人が何をしてるんだという感じです。
こういった行動は、注目を集めても共感する人などほぼいないということに、早く気付いてほしいです。

そうゆう意味でも、今回はただの罰金刑ではなく、実刑など思い処罰をしてほしいなと思いました。

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