宝くじへの投資すらケチる貧乏ドケチ専業主婦の心情

現代社会では色々とネット上だけで取引が出来るから便利だな、と思い口座を開設したネット銀行のホームページを眺めていたら、そこからロトやBIGなどのくじが購入できるのを知りました。
もしも万が一にも当選しても、当選金はその口座に振り込まれるというのもとても便利で、ついつい久しぶりに、くじ購入をしたくなりました。
独身時代に自分で働いて稼いでいた頃には、見かけると夢見たくなって悩まずすぐに10口くらい購入していたものです。
でも、結婚してからというもの、自分が働いて稼いで来てないから何となく気兼ねしてそんなに家族のお金を使う気になれません。
そんな肩身の狭いお金を使いたくなくて、暇な時間にポイントサイトで少しだけお小遣いを稼ぐようにはしていますが、微々たるものです。
だからこそなんでしょうか、ポイントサイトでようやく稼いだ自分の自由に出来るお金を無駄使いしたくない、という気持ちになるのです。
くじって、当たらないのが普通だからそこにお金をかけてしまうのは無駄といえば無駄ですから。
夢を見ようと、気楽に購入していた昔が懐かしいです。

さすがに、くじを実際には買わないで当たった時の夢だけ見ようとしても、買ってないから当たる可能性は0パーセントですからつまらないものなのです。

ミニロトなんて200円程度なのに、それすら無駄になる可能性が大きいからと出し渋ってしまう自分って、なんてけち臭くなったのかしらと情けなく思えます。

実家の父は、お金がないと言いつつも毎回宝くじなど販売されると数十枚は購入しています。

お金がないから一攫千金の夢を見たいんだと言うけれど、その宝くじを購入するお金すら娘は今ではケチっているのだと言ったらどう思うのでしょうか。

まあ夫は、宝くじなんて自分の乗った飛行機が墜落する位のパーセンテージでしか当たらないんだから、と全然夢を買おうとしてません。

我が家のお金を稼いで来てくれる夫がそんな考えなのですから外で働いてもいない妻が勝手に宝くじにお金を使うのはなあ、と言う気持ちもあるのです。

だけど宝くじって本当に夢をくれるんですよね。

当たるかもしれないし、当たってる人はどこかにはいるのだから購入さえすればもしかしたら私だって当たるのかもしれない、そう思うとネットで購入手続きを進めてしまいそうな私がいました。
でも、やはりその分のお金があれば他にあれもこれも買えるのだ、と思うと完了ボタンは押せず終いでした。
結局は宝くじというのはお金を失う貧乏くじであるという事実を認識しなければいけないのです。
やはり宝くじにたまにはお金を出す気になるのは、子供たちが成長して私が外に働きに出られるまで待つしかなさそうです。

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